乱雑になりがちな学校や保育園からのプリントや郵便物などの「書類」、そして園や学校で作ってきた「作品」の山。

これってどうしたらいいのでしょう。

「暮らしやすい」を基準にした整理収納アドバイザー「ヒバリ舎」の内山ミエさんならではのお部屋づくり、第3話をお届けします。

ヒバリ舎×ママニュー特別メニュー掲載中♡

既存のお客様から紹介がなければ受けられなかった「ヒバリ舎」さんのサービス。ママニューとの特別コラボにより新規のお客様でも素敵なサービスを依頼できるようになりました!

今まで気になっていたけど頼めなかったという方は、この機会にぜひご覧ください!



前回の記事はこちら

家族の動きを見てどこに置くか決める

編集部八木:
「ダイニングテーブルの上が郵便物やプリントなど、いろいろな紙で埋め尽くされてしまいます。食事のときには端へよせて食べるのですが、大事なプリントや書類にシミを付けてしまったり」

内山さん:
「紙がテーブルの上に山になってしまうのは、それぞれの定位置が決まっていないことが原因です。

できるかぎり家族みんながよく通るところへ置き場を決めると、みんなやりやすいと思いますよ。その場所にあえて向かうのではなく、何かの移動中にスッとできるよう、行動動線を考えて設置するといいですね。

例えばダイレクトメールやチラシは、家に入る前にざっと見て、必要ないものは家に入ると同時に処分できるように、紙用のごみ箱などが動線上にあるようにしましょう」

内山さん:
「大事な手紙や必要なダイレクトメール等は、レターフォルダーやレターケースを用意し、そこに入っている場合は未処理、処理したもので保管が必要な場合にはクリアファイルに移動し、不要ならごみ箱へというルールがあるといいですね」

内山さん:
「それ以外にもガスや電気、水道の検針票や病院の領収書も管理が大変ではないでしょうか?

検針票や領収書は毎回クリアファイルに入れるのは面倒だと思いますので、専用の引き出しを作っておくといいですね。種類によって引き出しの中をケースで仕切ったり、ある程度たまったら気が向いたときに処分するくらいのお手軽なルールだと楽ですよ」

プリントは山にしてもいい!?

編集部八木:
「紙の種類によって置き場所、ルールを変えるというのは良いですね。ただ、学校や保育園などから配られるプリントについては、紙ではなくデータで送ってほしいと思います」

内山さん:
「うちの子が通う学校でも『本日○○についてのプリントを配りましたので、ご覧ください』といった内容のメールが来るのですが、プリントをPDF化してそのメールに添付してくれたらいいのに、といつも思っています。

そもそもメール本文に書いてあればそれで終わることですし。

とはいえ、学校や保育園ではパソコンに詳しくない先生も多いようなので、紙のプリントがなくなることはなさそうですね。

紙の管理については、うちではざっくりとLEITZのレタートレーに入れるようにしています。

2つ使用していて、
①『記入して提出する必要があるプリント』、
②『それ以外のプリント』

と分けています。

よくセミナーやご依頼いただいたときに『子どもごとや習い事別にトレーやファイルを分けたほうがいいのか』と質問をいただくことがありますが、働いているママたちには細かく分けていく時間は取れないと思います」

内山さん:
「だから、全部一緒くたに同じトレーに入れて山にしてもいいのです

なくさないように細かく分類しておこうという気持ちもわかります。
そこで①のトレーで『記入して提出する必要があるプリント』だけ分けることを徹底しておけば、失くす心配も提出忘れもなくなりますよ」

編集部八木:
「もっと細かく分けなくてはいけないと思い込んでいました。これなら子どもが自分で分けることもできそうな気がします」

内山さん:
「小学生でしっかりしたお子様なら自分でプリントを分けられると思いますが、子どもに任せてばかりですと入れ間違いなどが発生することがあります。お子様が小さいうちはママが『プリント出して~』と声かけして渡してもらい、①と②のトレーに分ける方が良いと思いますよ。

お子様から受け取ったプリントは、トレーへ入れる前に軽くチェックし、行事の日程などをカレンダーへ書き込みしておくことも忘れないようにしてくださいね。

トレーが山となり溢れるようになったら、一度全部ざっと見て不要なものを捨てるようにしましょう。

そうやって一つひとつ整理していけば、時間だけではなく気持ちにも余裕ができますよ」

山の場所は家族の目線・動線上に

内山さん:
「プリントの山をどこにするかも重要ですね。わざわざ置きにいく場所ではなく通りがけにサッと置ける動線上なら、動きにも無駄がなくストレスも感じません。

テーブルの上は皆さん置き場所にしがちですが、基本はNGです。
パッと目を通したあと、つい置きますね。そして、そのままにしておくので、雪崩が起きたり、しょうゆのシミがついてしまったりと二次災害が起こります。

子どもと親、お互いの目線が交差する場所がベストです。トレイや引き出しを置いて、きちんと『ここがプリントの場所』とわかるようにするといいですね」

編集部八木:
「帰ったらさっそくプリントの置き場所、決めてみます」

内山さん:
「いいですね。
ただ、気を付けてほしいのは『自分勝手なルールにしない』ことと『家族みんなが続けられるルールである』ことですね。

衣類の話と同じで、学校や保育園で紙のプリントをなくすことができないのであれば、無理にお願いしてもなくなりません。
なくならないのであれば、自分や家族が続けられる丁度良い解決策をルールにしていきましょう」

会社でしていることを家の中に取り入れる

内山さん:
「ところで、仕事場では紙の書類はスキャンしてデータ化していませんか?
それと同じことを、おうちの中でも実践してみるのはいかがでしょうか。

うちでもこのスキャナーを使って紙の山をコントロールしています 」

内山さん:
「こんなにコンパクトなのですが、便利機能が満載のスキャナーなのです。サランラップと同じくらいの大きさで、重さも400gと軽く持ち運ぶのにとても便利です。

このスキャナーの魅力は子どもでも簡単に操作ができることですね。たまった書類も『これスキャンして~』と子ども自身でスキャンしてもらえたら、ママも助かりますね。

データの保存先も指定でき、うちではEvernoteに保存されるように設定しています。家族みんなでアカウントを持っているので、データ化したらすぐに共有され、伝え忘れ防止にもつながっています。

最近ではスキャナーをお持ちでない方には、ポスリーというアプリもオススメしています。

プリントの写真を撮って管理するだけですが、ただ撮影しただけですと、カメラロール内から探さなくてはいけません。ポスリーでは、撮影したらそのままポスリー内で管理ができるのでとっても便利ですよ。

あとは、データ化したら紙の方は捨てる、というルールで山のコントロールもしていきましょうね」

『展示』をすると片付く

編集部八木:
「ところで、子どもは園や学校で作った『作品』をよく持って帰ってきますが、これがなかなか捨てられず悩んでいるママも多いです。どんどん量も増えていくので、何かいい保管方法はないでしょうか?」

内山さん:
「子どもたちは作ったもの、描いたものをママやパパに見せたがりますよね。

ですが、家事で手が離せないときに『見て~!』と持ってこられても、適当に返事をして結局そのまま見ない、となっていませんか?

それでは子どもの『見て欲しい』という気持ちが満たされないのです。
褒めて欲しいのに褒めてくれないから、ずっと取っておいて『ママ見て!』の繰り返し。作品がどんどん増えていきます。

そうやって増えてしまった作品を片付けようと子どもに『これいるの?』と聞いたところで、子どもは『まだ褒めてもらってない』と感じているため、気持ちが満足するまで『いる!捨てない!』と言い続けます」

内山さん:
「そこで、作品鑑賞ステージを作ってみてください。

そして『すごいね、上手だね』と言ってちゃんと鑑賞する
毎日褒めてあげてもいいくらいです。 『いいね!』は子どもも大人も好きですからね。

そうすると、子どもの『見て欲しい』を満足させてあげられます

また、飾る場所にいつでもすぐに飾れるわけではないので『待機ボックス』を用意しておきましょう。

お子様に『ステージに飾る前の箱に入れておいてね!』と声がけすることでどこかに置きっぱなしになることも無くなりますし、お子様も『ママはあとで飾ってくれる』というのがわかっているので不満に感じません。

あと、ステージに置けない大きな作品は額装するのもオススメです。
子どもの描く絵にはその時ならではの『味』があるので不思議とインテリアとして成立しますよ」

溜まったらお別れするルール

内山さん:
「注意しなければいけないのは、そのままどんどん飾っていくだけではやはり増え続けえてしまうので『次の作品がきたら交換しようね』や『ステージに飾るのは3つまで』など、きちんとルールは決めるようにしてください。

おもちゃ収納や身支度棚と同じで子どもがやりやすく、ずっと続けていけるようなルールを見つけましょうね。

飾り終わった作品の中にはずっと残しておきたいと感じるものがママにも子どもにもあると思います。
そういったものは思い出ボックスで管理しましょう」

内山さん:
「ボックスで管理することで、そこに入る分だけ保管するというルールを設定することができます。

どんどん追加していくと、いずれ『もうこれ以上は入りません』となりますが、そのタイミングで中身の見直しをしても良いですし、ボックスを追加しても良いと思います。
この辺りは家の広さや教育方針で自由に考えてみてください。

見直し作業をする場合はお子様主導でやらせてあげてください

編集部八木:
「子どもが自分でやるのですか?」

内山さん:
「最初は難しいかもしれないので、一緒にやるといいですね。
ママは極力見守るだけにし、お子様が迷っている様子なら 『これいらないよね?』ではなく、「どっちの方が好きかな?」と聞いてみてください。
いらないモノを選ぶより、好きなモノを選ぶ方が簡単ですから。

それから、思い出ボックスに入れるほどではないけれど、すぐ捨てるには忍びないって作品もあると思います。

そういう時は、写真を撮ってお別れもアリですね。子どもも納得してお別れしてくれますよ」


プリントや作品も、置き場がバシッと決まっていれば無理をすることなくキレイをキープできるのですね。

今回、内山さんが「一つひとつお部屋を整えていけば、時間に余裕が出ますので、気持ちも楽になれますよ」と語られていたのは印象的でした。

どんなことも「細かく整理する」のではなく「簡単で続けられる方法」を見つけられると、自分だけではなく家族も笑顔が増えますね。


▼今回お話を聞いたマイスターさん

内山ミエさん/ヒバリ舎

<ライフスタイルデザイナー>

ワンオペ育児と家事で体調を崩したことをきっかけに、整理収納アドバイザーとして2014年から活動を開始。

その方それぞれのライフスタイルに合った、機能性と”気取らない美しさ”を提案している。

ママニューとのコラボメニューを掲載中です♡


もくじ

第1話(6月12日)
おもちゃが散らかりにくい部屋づくり。


第2話(6月28日)
子どもが自分でお着替えをしたくなる部屋。


第3話(7月16日)
プリントや子どもの作品の山をストレスフリーに片付ける。


第4話(8月21日)
家族も使いやすい収納で、自分も料理と食材管理が楽になるキッチンづくり。


第5話(9月5日)
使っていない食器類とお別れして、おしゃれで使いやすい食器棚に。


第6話(9月25日)
片付けしやすく、いつでも居心地の良いリビングづくり。

整理収納といってもご家庭によって方法は千差万別です。
「うちではどうするといいのだろう」と気になった方は、片付けのプロに相談してみると、悩んでいたことがあっという間に解決することもあります。
1度試してみてもいいですね。

プロへの依頼を悩んでいる方へ

ママニューでは、整理収納アドバイザー作り置き代行出張撮影カメラマンなど、素敵なマイスターさんたちをご紹介しています。

あなたの暮らしに丁度いいをプラスしてくれる、マイスターさんたちが見つかると良いですね♡

おすすめサービス

SNSをフォローしておけば新しい記事をいち早く読めます!
ぜひフォローをお願いします♡

↓ Twitterをフォローする


↓ Facebookページにいいねする