私はIT企業に勤める、フルタイムのワーキングマザーです。食品メーカーで営業職を務める夫と小学校2年生、保育園年中の息子の4人家族で毎日バタバタと過ごしています。

普段は自社サービスのシステム開発を担当しています。超忙しい部署ですが、最近、チームのコミュニケーションルールにちょっとした変化があって、以前よりももっと仕事が楽しくなったんです。

そのいい流れを家庭にも取り入れてみたら、さらに良い家族になれたので、まとめて書いてみようと思います。

開発チームが良い方向に変わった

私が所属する開発チームでは、これまでは完全分業制で開発を進めていたのですが、コミュニケーションを重視した「スクラム開発」という手法を取り入れるようになりました。

チームとして成果をあげ、チームでプロジェクトを進めるための仕組みです。全員がプロジェクトの現状とタスクを把握しながら、協力しあって開発を進めていきます。

それから、日々発生する課題をチームのみんなで協力して解決していく仕組みができたので、ひとりで抱え込んで消耗するということがなくなりました。

「あれ? これってそのまま家事と育児タスクにも当てはめられるんじゃ??」 

そう思って夫婦でいろいろと考えてみました。

仕事が楽しくなった理由を主人に話してみた

チームにスクラム開発が導入されてまだ日が浅いですが、これまでと明らかに「変わったな」と思えることがあります。もちろん、良い方向にです。

■デイリーで問題を検知できる
チームの状況を共有するため、必ずデイリースクラムといわれる朝会を行っています。その日にやることや進捗を共有し、その場でネガティブ要因をつぶす場になっています。

■変化に対応しやすい
スプリントという単位の期間に区切って開発を進めます。最小のプロトタイプを作って定期的に検証しながら進めるので、仕様変更やメンバーの入れ替わりなどにも対応しやすいと思います。

■全員がオーナーシップを持っている
スクラムマスターが中心になって、偏りがないようにタスクを調整して割り振ります。役職や得意分野にこだわらず、メンバー全員がすべての仕事をできるようにオーナーシップをもって取り組んでいます。

■短い期間で高い成果をあげる
自分のタスクをこなすことはもちろんですが、チームとして成果を上げるにはどうしたらいいかを全員で考えています。結果的により短い期間で、高い成果をあげられるようになりました。

ほかにもスクラム開発の要素はたくさんあるのですが、スプリントとデイリースクラムの考え方は家庭に取り入れられたらな最高じゃないかな、と。

主人に話してみると、「最近、仕事が楽しそうなのはそういうことだったのねー」ととても興味をもってくれた様子。さっそく、スクラム夫婦になるべく現状分析から始めてみました。

我が家の現状を分析してみる

主人もとても多忙ですが、夫婦で分担して家事と育児タスクをこなすようにしています。

その点は非常に感謝をしているのですが、細かいタスクや学校や保育園の行事予定を忘れがちで、夫婦間でタスクの完了定義も違っていました。

のほほんとしている夫を横目で見て、「やったつもりになっている」「私のほうが頑張っているのに」と思ってしまうことが何度もありました。

つまり、我が家の問題点はこのようになります。

  1. お互いのタスクが見えず属人的
  2. タスクの完了定義が夫婦間で違う
  3. コミュニケーションが不足している

このような状態が続くと、結果的にチームとしてのスピードや機能がダウンしてしまいます。

だから、私たち夫婦はタスクの見える化デイリースクラムを最重視し、まずはここから習慣化できるようにするべきだと考えました。

家事・育児タスクの見える化

まずは、家事と育児に関するタスクをふせんに書き出しました。突発的なものは一旦抜きにして、デイリーで発生するタスクを整理します。

それを時系列にあわせて並び替えていくと、1日のタスクが可視化できるようになります。それから、タスクごとに完了定義を決めて、作業量が均等になるように配分しました。

最初はうまくいかなかった……

1週間、この割り振りに従ってタスクをこなすようにしたのですが、その日によってタスクの加重が変わってくるので、あまりうまくいっているとは思えませんでした。

例えば、いつもなら帰宅後に1日の洗濯物を洗濯機に放り込んでタイマーをセットしてお終いですが、突発的に「体操着のゼッケンを縫い付ける」作業が発生することがあります。なかなか時間のかかる作業なので、一気にタスクの重みが変わります。

だから「誰が何をする」までは決めず、状況に応じて2人でタスクを消化するというスタイルが合っているとわかりました。

ちなみにスクラム開発の場合、作業工数はきっちりと決めてかかるのではなく、最初はざざっと見積もって進めながら修正していきます。なかなか正確に見積もることができず、苦労していますが……。

家庭でさくっとできたのだから、会社でもうまくできればいいのに。と、ちょっと思ってしまいました(笑)

ツールも活用してみる

そのほかの1週間に1回とか、1か月に1回くらいの頻度で発生するタスクや旅行やレジャーなどのプランニングが必要なタスクについてはTrelloを活用して、進捗を確認できるようにしました。

▶Trelloの例。「やりたいこと」に入っているのはホームメンテナンスから家族旅行まで様々

開発チームでもやっているように、まずは「やりたいこと(バックログ)」をバーっと入れていきます。

それから、夫婦で話し合ってどれをやるかを決めて、TODOへ移します。ときには「これやるよ!」と挙手制でTODOに移すこともあります。そのあとは、着手中ものはDOINGへ、終わったものはDONEへ移動していくだけです。

定期的にアプリをのぞくようになるので、学校などからもらってくるプリントを撮影したものもいれておくと便利です。あと、詳細な小タスクをいれることもできるので、進捗確認もしやすいです。

スケジュールが決まったイベントごとやお互いのスケジュールについてはgoogleカレンダーを活用して共有しています。

ちなみに主人は、私のことをITオタクだと思っています。スマホがアプリだらけになるのが嫌だとか言っていましたが、慣れると「便利だね」と言ってもらえるようになりました。

「あの件、どうなった?」という会話も自然に生まれるので、やってみてよかったなと思いました。

夫婦のデイリースクラム

開発チームの朝会では、前の日にやったことと今日やること、問題点を共有します。また、リーダーがタスクを割り振ることもあります。

家庭でデイリースクラムをやろうとすると、朝の忙しい時間にやるのは無理です。朝は戦場です。

幸い、私も主人も定時に帰れるありがたい職場環境なので、帰宅後のほうが時間を確保しやすいです。だから、夜寝る前にかんたんに状況やスケジュールを確認するようにしました。

でも、どちらかが飲み会や出張だとデイリースクラムができない日もあります。そんなときはタスクのオールクリアにこだわらずに、翌日でもいいタスクは翌日に繰り越すなどの柔軟性も必要ですね。

2週間に1回は振り返りを

それから、スクラム開発の場合は、スプリント(開発工程の一区切りの期間)ごとに振り返りを行っています。

家庭では2週間に1回は振り返りをするようにして、いまのやり方でいいかどうか、問題点はないかを話し合いながら、「こんどはコレやってみようか~」とTrelloを見ながらバックログの整理をしています。

でも、あくまでも仕事っぽくしないことが大切です。ガッチガチに開発フレームワークを家庭に持ち込んでも、空回りするだけだと思います。

だから我が家では、「振り返り」という名目で家族みんなで良かったこととか直したほうがいいことなんかをワイワイと話し合うようにしています。月に1回、ちょっといいレストランに行くのも恒例行事になってきました。

仕事でもそうですが、フレームワークを取り入れるときって「何がいいんだっけ?」と、その良さとか役割を忘れがちです。だけど、家族で過ごす時間が前よりも楽しくなったし、お互いに感謝を伝え合うことが増えました。

「私だけツライ」と思うことも一切なくなったので、やってみてよかったなと思えました。

だから開発チームのみんなに、「家でもスクラムやったら良かったよー」と話したら、「ヤベー奥さん」と言われてしまいました。そうですかねぇ?

会社で当たり前にできているんだから、家庭でもできるんじゃないかと思うのですが、チームの既婚男性たちの共感は得られませんでした。夫婦でスクラム…いいことがいっぱいありますよ!

夫婦だけじゃどうにもならないこともある

スクラム夫婦になれば完璧なように見えるけど、それでも漏れるタスクは必ずありますし、体調が悪い日だってあることでしょう。

タスクを洗い出したときに「こりゃタイヘンだ……」と改めて実感。だから、無理して夫婦だけで解決しようとは考えていません。頼れるものには頼ってしまおう、というのが我が家のルールになりました。

まず、ハイテク家事家電には惜しみなくお金を投じます。ルンバ、食洗器、衣類乾燥除湿機、電気圧力鍋は買ってよかった家電四天王です。

買い物も結構な労力なので、ほとんどネットスーパーしか使っていません。

ときにはプロの力を借りることもあります。

もうすぐ夏休みですが、お兄ちゃんの通う学童ではお弁当を持参しなければなりません。毎日お弁当を作るのは大変なので、我が家では月に2~3回ほど作り置き代行をお願いして、お弁当のおかずになりそうなものを中心に作ってもらっています。

スクラム開発のほんのエッセンスを取り入れただけですが、夫婦ともにワークとライフのバランスがちょうど良くなりました。

スクラムじゃなくてもいいかもしれませんが、一緒に協力してやっていくルールを話し合って決めることが、お互いに協力し合える「いいチーム」への第一歩なのかなと思っています。

▶こんなところにも「ルール決め」が有効!

「かつて私もパワハラ上司なママでした」と語る、整理収納アドバイザー「ヒバリ舎」の内山さんがお片付けでもルールを決めるのが有効とのこと。

子どものおもちゃや衣類が散らかっていて困っている方、キッチンの食材や調理器具の収納がいまいちしっくりこない方、自分の中では納得のルールが家族には伝わらないという方。一度、お片付けのプロに相談してみては?

夫婦だけで解決できないタスクはプロの力も借りましょう!

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